笹木ナオミ

こんにちは。青山花壇株式会社 代表取締役 笹木ナオミです。

私は前職を退職した後、ご縁を頂き2017年から当社の代表を務めています。
それまで秘書として企業で勤務していた私にとっては、花の業界は未知の世界でした。
花業界ではまだまだ知らないことが多く、常に学びの日々です。一方で、一見関係ないように思える秘書の経験が現在の私の強みとなり、お客様の気持ちに寄り添える糧になっているかと自負しています。

秘書の経験を活かして

当社が扱うお花は法人のお客様がお祝いの際に贈ることを想定した商品です。
企業で秘書として勤務していた私も、上司の指示でお客様やお取り引き先に向けてたくさんのお花を発注していました。その時の経験を生かし、お客様のご期待に寄り添えるお花を、なるべくスムーズにご注文いただけるよう努力しています。
お花のことでご不明なことがございましたら、お気軽にお問い合わせください。私の経験も交えてお答えいたします。

フラワーアレンジメント例

だれかの記憶に残るお花を

そして、「花」についてもう少し考えてみると、家に花があることは私の気分をとてもよくしてくれます。気分が落ち込んだ時、少しだけでも家にある花を見るとそれが軽減されます。花屋さんの前を通って、花を見るだけでも同じような気持ちになる気がします。春になって満開の桜を見た時も同様です。
花は衣食住とは違って生活必需品ではありません。しかし、私にとってはとても大事な存在なんだと思っています。

小さいころに住んでいた家には庭があって、季節ごとにたくさんの花が咲いていました。庭には祖父の趣味で小さな温室があっていつも数種類の花が咲いていました。庭の南側には藤棚があって春になるときれいな紫が見られたことや、玄関の横にはクチナシがあって夏になるととても良い香りになるのが大好きだったこと、沈丁花の花が咲くと母がいつも切ってトイレの一輪挿しに飾ってくれていたこと、寒くなると大きな椿の花が咲いていたことなど、記憶の中にはいつもお花の存在があります。

そんな風にだれかの記憶に残るお花をお届けできたらうれしいです。
お花は感謝の気持ちをお届けするのにとても適した存在だと思います。同時に、だれかの背中を押したり、励ましたり……。そんなシーンでぜひ当社のお花をご利用ください。

私の原点

はがき

こちらは当時の郵政省が実施した「科学万博ポストカプセル2001」という施策で、小学校2年生だった私が21世紀の自分に宛てて出したハガキです。郵政省が16年もの間ハガキを預かり、2001年の元旦に私の元に届きました。こんなものを書いた記憶は一切なかったのですが、受け取ったまま大事にしまってありました。

そしてさらに月日が経ち、最近になって再びこのハガキを見つけました。
驚くことに将来の夢に「花屋」と書いてあったのです。小さい頃に花屋さんになりたいと思っていた記憶はないのですが、これを見るたびになんだか運命的なものを感じて、またがんばろうと思えます。そんな私の原点です。

『秘書さんのためのお花屋さん 青山花壇』の取り組みとして
~「Hisholio」~

Hisholio


青山花壇を通し、お花を発注するご担当者様である秘書さんたちたくさんのご縁をいただきました。
日々、繊細なお仕事に奮闘されている様子を間近で拝見し、自分が秘書だったころのことをありありと思い出しました。過去の自分も苦労していたことを思い返すと同時に、秘書さんたちの業務負担を軽減できる方法はないか、気持ちを前向きにお仕事をしていただけるような方法はないか……と思案するようになりました。

そこで2019年に「Hisholio(ヒショリオ)」という秘書向けのメディアを立ち上げました。秘書業務に関することから、上司とのコミュニケーションのコツ、さらには秘書さんがプライベートでも元気になれるような情報など多岐にわたって発信しています。

秘書のお仕事である「お花を贈る」という部分だけではなく、秘書さんたちのすべてを応援していきたい!心からそう思っています。
そして、さらに秘書さんたちが輝き続け、上司のパートナーとして大活躍することを、青山花壇は応援しています!